Filecoin(ファイルコイン)は、日本時間の2020年10月15日23時45分にメインネットをローンチしました。
オープンソースのプロジェクトであるファイルコイン開発コミュニティにとって、長年に及び、革新的開発と献身的努力を続けてきたことのまさに集大成と言える記念すべき瞬間となりました。
開発コミュニティはまず、ストレージの空き容量を間違いなく示す為の方法とコンテンツが複数に分散されて保存されていることを証明する方法を開発し、これらに報酬を付与することでストレージネットワークが自発的に拡大していくように設計しました。
そして、競争力のあるストレージ価格を実現するために、誰でも参加可能な公開市場での需要と供給のバランスによってストレージの提供価格が決定される仕組みを高度で複雑な分散型システム上で実現しました。
これによってストレージマイナー(ストレージ提供者)同士で保存できる容量やスピード・信頼性といったスペックにおいて価格競争が起こるので、ストレージネットワークはより早く、より確実に、より多くの容量を保存できるように自発的に進化し続けることになります。
このようにしてファイルコインと統合されたエコシステムが完成し、よりアクセスがしやすく、強力なストレージネットワークが実現したわけです。
分散型ストレージネットワークが本格的に始動したことで中央集権的なサーバーを必要としないWeb3.0プロジェクトのインフラが整ったといえます。
ファイルコインのメインネットローンチを受けて、暗号資産取引所である「Gemini(ジェミナイ)、Kraken(クラーケン)、Huobi Grobal(フォビ・グローバル)、OKEx(オーケーイーエックス)」の4社は、まもなくメインネットが立ち上げられる「ファイルコイン(Filecoin/FIL)」の取り扱いを2020年10月16日頃から開始することを発表しました。
ついにメインネットに繋がりましたね。
WEB3.0の幕開けぜよ!!!
おっしゃる通り、分散型アプリを作る環境が大幅にアップグレードされた形になります。チェーンリンクをはじめ、便利なトークンが登場しdApps開発は新たな局面へ進化しようとしています。我々の生活に役に立つ、使えるdAppsがどんどん登場してくると予想されますね!